Island Life

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2006/09/12

オープンソースマガジン2006年10月号の特集記事に まつもとさん住井さんと並んで 記事を書かせてもらった。

今回はあんまり内容について考えないで引き受けてしまって、 当初ぼんやりと考えていたネタを発展させられなくて、 無理矢理着地させたような記事になってしまった。 クロージャとオブジェクトの関係については住井さんの方が フォーマルな議論に詳しそうなので、ツッコミが入ることを密かに 期待していたりする。

後から振り返れば、プログラムの二重性 (プログラムは実装である と同時に仕様記述である) を柱に持ってきた方が良かったかも。 これはSteeleが "Lambda: The Ultimate Imperative" と "Lambda: The Ultimate Declarative" で示唆しているけれど、 Jonathan Reesが うまいこと言っている

The ideal program is a pun, simultaneously declarative and imperative. When a human first reads it, it's understood declaratively, and only then, when someone (human or computer) cares about running it, is it understood imperatively.

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