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2011/05/05

藻から油

オイル産生藻、だんだん収率が上がってきたってニュースはちょくちょく 目にしていたけど、ハワイでもベンチャーがやってるらしい。

Kona company starts algae-to-oil production

The Big Island company is harvesting up to one ton of algae a month in ponds at its 6-acre facility at Keahole Point. The company estimates it will be able to grow up to 60 tons of algae capable of producing 3,800 gallons of oil per acre per year.

1エーカー1年で3800ガロンってどうなんだろう。

今6エーカーで1トンの藻を栽培してるとある。60トンまで栽培できるっていうから 同じ比率でいくとすると360エーカー。 http://en.wikipedia.org/wiki/Barrel_(unit) によれば油は42ガロン=1バレルだそうだから 360*3800/42 ≒ 33,000バレル。原油だと今1バレル$100くらいか、 それと同じくらいだとすると年間$3.3M。これじゃペイするの苦しそうだけど。 取れる成分の関係でもっと高く売れるとかかなあ。 あるいは、本格稼働が始まったらもっと重さ当たり面積を稼げるという ことかも (最後の数字が「重さ当たり」になってないところがよくわからない)。

それでも、去年のBPのメキシコ湾原油流出では塞ぐ直前でも一日に53,000バレル漏れてたっていうから、藻の数字が数倍程度上がったとしても、掘り出すのとは規模が桁違いだなあ。 ハワイの年間消費量はここによれば4百万バレル/年。上の計算の桁が合ってれば1%くらい、影響を及ぼすにはあと一桁は上がって欲しい感じか。

Tag: 時事

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