Island Life

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2004/04/22

http://homepage3.nifty.com/mogami/diary/d0404.html#21t5

実は液晶というのは単位面積あたりのドット数を増やしても歩留まり (つまりコスト)が変わらないらしい。そういうことなら今すぐにでも ドット数を倍増させてなめらかな文字を表示できるようにするべきだと 思うのだがなぜどこのメーカもやらないのだろうか。 OSが対応しなければならないと言うのはあるのだけれど。

ドット数が4倍になると、ディスプレイへの転送バンド幅も4倍、 フレームバッファも4倍、GPUのフィルレートも4倍、 フォント等ベクトルデータのラスタライジングの計算量も4倍になる、 ってあたりがネックなような気がする。 フレームバッファの量は最近のGPUなら問題なさそうだけど。

映像信号までは既存のままで、LCD素子側でフィルタかけちゃうとか いう手はありかもしれないが、せっかくの解像度があんまり嬉しくないような。

3年くらい前に200dpi, 3800x2400くらいのLCDを展示会で見たが、 もの凄く綺麗だった。理想的には300dpi、30inchくらいのディスプレイで 作業したい。そしたら、机の上に紙を広げてる感じに近くなるんではないか。 解像度でいうとIMAXくらい? そう遠くない話だと思う。

あと、ダイナミックレンジもね。昨年のSIGGRAPHでhigh dinamic range なディスプレイが展示されてたけど、あれを見たら普通のディスプレイが くすんで見える。ただ、長時間見つめていて目にいいかどうかはわからんけど。

Tag: Hardware