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2013/02/08

Land of Lisp

ゲームを作りながら学ぶLispプログラミングな本、『Land of Lisp』の訳書、今月下旬発売。 予約受付中。

今回つくづく思い知ったのは、自分は翻訳を「毎日こつこつ」やるのは無理ってこと。 1週間とか2週間とか時間決めて、その間他の仕事をせずにうぉりゃああとやらないと駄目だぁ。 予定を大幅に超過してしまい各方面に申し訳なし。 (もう一つの方の直しもすぐに取りかかります…)

表紙についてはタッチしていなかったので、今日になって書影を見てちょっとびっくり。 「オライリーの動物本」という定形フォーマットを逆手に取った一発芸ですな。 2度は使えない裏技を自分が訳した本に使ってもらったのは有難し。 (まあ原書の表紙もぶっ飛んでて 捨てがたいんだけど。)

Lispを既に知っている人でも、後半のlazyなgame treeの構築とか ミニマックス法あたりは、今までやったことが無ければおもしろく読めると思う。 LispもゲームAIも知ってる人は、コミックを楽しんでくださいな。

簡単なテキストアドベンチャーも扱うんだけど、テキストアドベンチャーを見て ノスタルジーを感じる世代ってどのへんまでだろ? 自分はCP/M-80で走るのを辞書を引き引きやった覚えが。 今検索したら、多分これだ。

あとEmacs上で走るやつもやった記憶が。ftpで自分を仮想世界に転送するんだけど、ascii/binaryの設定を間違えると転送先で装備がゴミになってゲームオーバーとか。 ああ懐かしい。テキストだけなのに、今思い出そうとするとゲーム内世界の 景色とか感触とかが何となく蘇る気がする。

(追記2013/02/09 12:55:55 UTC): 今回の翻訳は、最初にXML形式の原書データを頂いてがりがり翻訳。 元データのマークアップはよくわからなかったのでこの時点ではテキストのみに集中。 一度先方に渡してから、ReVIEW形式というマークアップになったものをsubversionで 共有して直していった。 そのへんの事情はkmutoさんがブログで少し触れている。 コミック部分は絵を見ながら吹き出しをプレーンテキストで訳出して渡し、 以降は画像ベースで校正した。

Tags: , Lisp

Past comment(s)

yoshiaki (2013/02/08 16:05:21):

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=HM1Zb3xmvMc#!

の動画を見てまぬけっぽい音楽が印象的でした。

原書を買おうか迷ってたのですが、川合さんの翻訳なら安心して買えます。 楽しみにしてます。

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