Island Life

2014/02/21

Trained

育成と訓練 - UEI shi3zの日記

英語では「Trained(訓練された)」は褒め言葉である。 「Well」がついて「Well trained」は最高の褒め言葉である。 英語では訓練された(Trained)人に対して特別な尊敬の感情がある。

褒め言葉、と一概には言えないとは思うけれど、確かに英語の「trained」と日本語の 「訓練された」にはニュアンスの違いがあるなあ。

専門的な技能を身につける過程がtraining。 なので、trainingを受けていない専門家は原理的に存在しないし、 trainedというのは専門家の専門性の裏付けでもある。だから 専門家の紹介の時に「彼はどこそこでtrainされた」と言及される。 (それが教育機関の場合には「どこそこで学位を取得」にtrainedが含意されるけど)。

例えば芝居の当パン (当日にお客さんに渡すパンフレット) に載る役者紹介では、 これまでの出演作品と並んで、 どこそこで演技の訓練を受けた、と記載される。 まあ日本でも演劇科出身の場合にそれを書いたりするのは似たようなものかもしれないけど、 「訓練された」ととらえる観点は無かったので新鮮だったな。

日本語の「訓練」も「職業訓練」のように技能習得過程を指すことは確かにあるけれど、 それが「専門家としての高いステータス」につながる職業ってのが限られてるような印象がある。 まあ、ジェネラリストの方が重用されがちな文化と関連しているのかもしれん。

Tag: Career

2014/02/16

ピアノレッスン119回目

  • Ravel: Ondine
    • 聴かせたいところがクリアに聞こえるようになってきた。この調子でimproveしていきなさい
  • Kapustin: Spice Island
    • Op40-1を一休みして、こちらを。八分音符=80で。

Tag: Piano

2014/02/12

文字列の部分共有

JavaのString実装が変更になった話。以前はsubstringは部分文字列を 共有してたけど、でかい文字列の一部だけを参照しつづけるような使い方だと メモリリークが問題になるってことで、部分文字列共有をやめたそうだ。

Gaucheも部分文字列を共有する実装なんでこれは気になる。

Cとのやりとりを置いとくなら、文字列のフラグメントを木にして管理するのが 良いとは思うのだけれどね。そうすれば

  • 文字列接合もO(1)になる
  • substringは部分木もしくはフラグメントを共有するだけなので、余分なメモリをretainしない
  • 木のノードに文字オフセットを持たせておけば、マルチバイト文字列のインデックスアクセスが現在のO(n)からO(log n)になる

わりと良いことづくめ。ただ、Cに渡す時に木をフラットな文字配列に直さないと ならないので、Cを頻繁に呼び出す時のオーバヘッドが大問題。

一度フラットな配列にしたらそれをキャッシュしておくことはできるけれど、 その場合、C呼び出しに使った文字列は2倍のメモリを消費し続けることになる。

妥協案として、フラットな配列の方への参照をweakにしておくという手はあるかも。 それならもう使わないキャッシュはいずれ回収される。

かなり大きな変更になるし、性能評価してみないと何とも言えないから、 やるとしたら1.0以降かなあ。

Tag: Gauche

2014/02/08

ピアノレッスン118回目

  • Kapustin: Op.40-1
  • Ravel: Ondine

同じ練習を繰り返しても進歩が無いので考えてみた。

  • 指の問題ではなく、頭の問題という気はしている。頭で曲を正確に追えていない。
  • 速度を落として正確に弾くことはできるが、それをいくらやってもある速度以上に速くできない。

以前から視覚記憶に頼っている気はしていた。音を頭の中で正確に覚えているのではなく、 耳で聴いた感覚+視覚上の手の位置と形、で覚えている。速度が上がると、 この視覚情報の処理が間に合わなくなる感覚がある。そうなると 次にどの音を鳴らすのかはっきり思い出せなくて、曖昧な視覚情報に頼って手を「だいたいこのへん」 に持ってくるだけになるので、ミスる。

指使いも視覚的に覚えている感覚がある。見ないで弾こうとすると、 どの指で弾くべきかわからなくなることがある。

また、視覚に頼りすぎで鍵盤感覚が身についてない。 譜読み時のような、ごくゆっくりした速度なら 見ないで弾けるけれど、速度をあげてゆくと視覚に頼るようになるようだ。

そこで、速度はとりあえず置いといて、視覚を使わずに脳内の音と筋肉の感覚で 弾く練習に切り替えてみた。スケールとアルペジオもブラインドで。 (今までもバッハとかは目をつぶって脳内で声部を追うようにはしてたんだけど、 カプースチンは跳躍が多くて、見ないで弾くことはまったくやっていなかったんで、 改めてものすごくゆっくり、手探りで始めてみた)。

とりあえず一週間。 視覚情報の処理がないぶん、どの音を出すかに集中できるので 音がクリアになってきている気はするけれど、もうすこし続けてみる。

Tag: Piano

2014/02/01

ピアノレッスン117回目

停滞中…

  • Kapustin: Concerto Etude Op40-1
    • MM=116でスタートしたが崩壊。別のアプローチが必要そうだ。 しばらく寝かせておこうか、という話になる。
  • Ravel: Ondine
    • 左手の大きなアルペジオのうねりがあるところ、ただ弾いてるだけになってるから 工夫してみて。

残り時間で譜読みしてるKapustinのSpice Island冒頭をゆっくり。

Tag: Piano

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