Island Life

2013/05/31

ピアノレッスン95回目

  • Scriabin: Sonata No.4
    • 第二楽章の展開部~再現部がごちゃごちゃする。
    • 動機に着目せよ。繰り返し現れる動機を強調するとわかりやすい。
      • 同じパターンの音型が別の動機に隠れてることがある。
    • 中声部に現れるメロディの強調を。やろうとしているのはわかるけど、不十分。
  • Bach: Well-tempered Clavier, Book I, No.3 (C♯ major)
    • フーガ、主題が出てこない部分をどう聞かせるか工夫せよ。 主題が出てくれば聴衆は「聴き所」がわかるけれど、そうでない部分は 何となく弾いていると聴く方も流してしまう。

Tag: Piano

2013/05/25

www.cgiの起動時間

ふむ。これは良くない。

http://www.slideshare.net/kazh98/gauchecgi [image]

gosh -fload-verbose -uwww.cgi で起動してみるとずいぶんたくさんのモジュールをロードしている。機能優先で増やしていったら滅多に使わないような機能のためのモジュールとかがたくさんぶら下がるようになったようだ。

とりあえず、今や不要になったモジュールのロードを削除したり、あまり使わない機能のロードを遅らせたりしてみた。3割くらいは速くはなったが…

$ cat test.scm
(use www.cgi)

# 0.9.4_pre3
$ time gosh ./test.scm
real    0m0.119s
user    0m0.108s
sys     0m0.008s

# HEAD (ea3fd1b)
$ time ./gosh -ftest ./test.scm
real    0m0.075s
user    0m0.068s
sys     0m0.004s

こっから先は、非常に使用頻度の高いモジュール (util.match, gauche.sequenceとか、autoloadされてるマクロ群とか) をコアに入れちゃう方向かなあ。

Tag: Gauche

2013/05/23

ピアノレッスン94回目

  • Scriabin: Sonata No.4
  • Bach: Well-tempered Clavier, Book I, No.3 (C♯ major)

スクリアビン、それなりにスピード感を持って止まらずに弾けるようになってきたところで、 「ここからどういう練習をしてゆけばいいでしょう?」と聞いてみた。

  • いくつかの箇所で、ただ音が忙しく鳴っているだけで、聴者がおいてけぼりになるところがある。 細かく部分に区切って、それぞれの箇所で何を聞かせたいかを考えると良い。
  • 特に、和声の変化に乏しいところに気をつけよ。変化が多いところや、主題が派手に鳴っている ところは、気を遣わないでも聴く人は興味を持って聴く。しかし和声的な変化が少ないところでは 平板になりがちだ。
  • この曲についていえば、複数の動機のお喋り、掛け合い、絡み合いがたくさん出てくる。 何と何が絡んでいるかを考えて弾く。
  • 全体の構成の中で、その部分がどういう意味を持っているのかを考えるのも良い。

等々。色々話してるうちに、芝居のスクリプト分析/シーン分析と良く似てるなと思った。

何も考えずに直感で演じても勢いがあるとそれなりに観てもらえるけれど、「目が離せない」という舞台にはなかなかならない。芝居全体を通したキャラクタの軌跡、シーン毎の目的、各台詞のサブテキスト、各選択の理由、といったものをうまく構成すると、びっくりするほど面白くなる。

同じような手法が曲に適用できるのかもしれない。

Tags: Piano, 芝居

2013/05/23

アイディアの価値

https://twitter.com/yukihiro_matz/status/337009085570482176

@yukihiro_matz アイディアなんかに価値はない。1時間も頭をひねれば10や20のアイディアは出せる。価値があるのは、それを実現すること、細部まで仕上げること、継続すること。

「アイディアに価値はない、実行(遂行)が全てだ」というのは良く言われることで、 私もそれに同意するのだけれど、 出発点となるアイディアが無ければその後の実行も無いわけで、 「アイディアが無価値だ」と言い切ってしまってよいものか、昔は逡巡があった。

今はこんなイメージを持っている。

果てしなく大きな倉庫いっぱいに何かの種子がある。 ほとんど全て雑草とかどうでもいい木の種だが、 非常に稀に、金のなる木の種が混じっていて、十分に手をかけて何年も苦労して育ててやれば 素晴らしい実りをもたらしてくれる。ただし種の段階や若木の段階では、 他のどうでもいい草木とまず区別がつかない。 さて、この倉庫の前で種を一山いくらで売ってたら、いくらで買う?

宝くじと違ってアイディアは(何でも良ければ)無数に考えることができるので、 当たりの期待値はいくらでもゼロに近づく。 つまり、アイディアに価値はないと言うとき、それは正確なゼロってわけじゃなくて、 ある一粒を取ったときにそれが「当たり」である可能性は極めて小さいと言っているわけ。 そして、それが当たりかどうかを確かめるにはたいへんな労力が必要。

後から振り返って、あのアイディアが素晴らしかった、あるいはまずかった、と評することは できるけれど、それは今、目の前にあるアイディアを評価するのとは全く別の基準だ。

(あと、希少な「当たり」ではないけれど頑張って育ててやればそこそこ実るって種はそれなりに混ざっているので、自分で育てる苦労を計算に入れて一山のアイディアの価値を見積もる、っていうのはあるな。自分で育てるつもりがない/育てる力が無いのに、たまたま思いついたアイディアをさも大事に抱えて盗まれることを心配する、っていうのは滑稽だけど。)

(種の段階で盗まれることは心配しなくていいけど、苦労して育ててやっと最初の花が咲いてかなり見込みありそう、ってわかる段階で根こそぎ持ってかれるって心配はある。)

関連:

Tag: ものつくり

2013/05/17

ピアノレッスン93回目

  • Scriabin: Sonata No.4
    • とても良くなった、とお褒めの言葉。
    • 自分としては、細かいところのツメ、あと速度をもうちょいあげたい。120で弾けたら素晴らしいが多分無理だな。108くらいまでいけたら嬉しい。

Tag: Piano

More entries ...