2013/02/10
ラウンドアバウト
いろいろ調べていってわかったのは、決定的な違いはどっちに優先権があるかでした。
オアフにも何ヶ所かラウンドアバウトがあるんだけど、アメリカ人も慣れてなくて 時々もたもたしてる車があるな。周回部分が大きければ混乱が少ないんだけど、 Ke`eaumokuをMakikiに向かって行ったとこにすんごく小さいラウンドアバウトがあって、 横から来る車の見え方が普通の4-way stopな交差点とあまり変わらない。 で、普通の4-way stopでは右側から来る車に優先権があるので(右側通行なんで周回コースは反時計回り)、 ラウンドアバウトに自分が既に入ってるのに、これから入ろうとする車を待っちゃう人をたまに見る。
View Keeaumokuの小さいラウンドアバウト in a larger map
慣れてない土地に導入するなら場所を広くとってはっきり周回コースが区別できるように なってると混乱が少ないかも。
Haleiwaにあるこれは変形ラウンドアバウトかな。このくらい余裕があると間違えない。
View Haleiwaにあるラウンドアバウト的なもの in a larger map
Tag: 生活
2013/02/08
Land of Lisp
ゲームを作りながら学ぶLispプログラミングな本、『Land of Lisp』の訳書、今月下旬発売。 予約受付中。
今回つくづく思い知ったのは、自分は翻訳を「毎日こつこつ」やるのは無理ってこと。 1週間とか2週間とか時間決めて、その間他の仕事をせずにうぉりゃああとやらないと駄目だぁ。 予定を大幅に超過してしまい各方面に申し訳なし。 (もう一つの方の直しもすぐに取りかかります…)
表紙についてはタッチしていなかったので、今日になって書影を見てちょっとびっくり。 「オライリーの動物本」という定形フォーマットを逆手に取った一発芸ですな。 2度は使えない裏技を自分が訳した本に使ってもらったのは有難し。 (まあ原書の表紙もぶっ飛んでて 捨てがたいんだけど。)
Lispを既に知っている人でも、後半のlazyなgame treeの構築とか ミニマックス法あたりは、今までやったことが無ければおもしろく読めると思う。 LispもゲームAIも知ってる人は、コミックを楽しんでくださいな。
簡単なテキストアドベンチャーも扱うんだけど、テキストアドベンチャーを見て ノスタルジーを感じる世代ってどのへんまでだろ? 自分はCP/M-80で走るのを辞書を引き引きやった覚えが。 今検索したら、多分これだ。
あとEmacs上で走るやつもやった記憶が。ftpで自分を仮想世界に転送するんだけど、ascii/binaryの設定を間違えると転送先で装備がゴミになってゲームオーバーとか。 ああ懐かしい。テキストだけなのに、今思い出そうとするとゲーム内世界の 景色とか感触とかが何となく蘇る気がする。
(追記2013/02/09 12:55:55 UTC): 今回の翻訳は、最初にXML形式の原書データを頂いてがりがり翻訳。 元データのマークアップはよくわからなかったのでこの時点ではテキストのみに集中。 一度先方に渡してから、ReVIEW形式というマークアップになったものをsubversionで 共有して直していった。 そのへんの事情はkmutoさんがブログで少し触れている。 コミック部分は絵を見ながら吹き出しをプレーンテキストで訳出して渡し、 以降は画像ベースで校正した。
2013/02/07
こんなドラマが観たかった - 『A Cage of Fireflies』
Kumu Kahua Theatreにて『A Cage of Fireflies』観劇。
「帰米2世」---米国で生まれて、日本で育てられ教育を受けてから米国に帰ってきた3姉妹。 1人は親の拓いた蘭の農園を継ぎ米国社会に溶け込み、2人は頑なに昔からの慣習や 価値観を守ってひっそりと暮らしている。 老年に達した姉妹の日常は定形のルーチンとして安定していたけれど、 ある出来事をきっかけにそれぞれが抑えていた想いが表面化して… という話。
登場人物が本音を口にしない。口にできない理由もちゃんとある。 でも、動作や反応から本音がどうしようもなく伝わってしまう。 そして、それが伝わった後でも、表面では元の関係が続く---でもほんの少し、変化がある。
登場人物は、感情をむき出しにして声を荒げることは決してない。 でも隠された本音は、叫んでいる。その想いが、抑え込んでいる表層の裂け目から滲み出してくる。 この内面のコンフリクトこそがドラマだよなあ。
もうほとんどチケットがsold outらしいけど、多くの人に観てほしい芝居。
Tag: 芝居
2013/02/07
ピアノレッスン81回目
今週はあまり目に見えた進歩が無かったかなあ。 バッハとドビュッシーは地味に速度を落としてつっかえる場所を潰してゆく詰めの作業だけど これがあまり進んでいる実感がない。
- Bach: Well-Tempered Clavier Book I No. 3 (C♯ major)
- Clarityは上がっている。ミスはまだ発生。特にFugueで。
- Debussy: Pour le piano
- Toccataのみ。こちらもClarityは上がっている。ミスはまだ発生。
- Scriabin: Sonata No.4
- 1楽章と、2楽章の展開部の手前まで。ゆっくり。
Tag: Piano
2013/02/05
Ubuntu UnityでLauncherのアイコンイメージを変える
Gnomeのパネルでは、Launcherのアイコン上で左クリックしてPropertiesからアイコンイメージを変えられたんだけど、 Unityになってからやり方がわからなくなっていた。どうしてもいじる必要があったのでちょっと調査。
- UnityではLauncherの属性は
アプリケーション名.desktop
という テキストファイルに記述されている。 - パッケージでインストールされたアプリケーションについては
/usr/share/applications/
の下に*.desktop
ファイルが置かれていて、 アプリ起動時に名前で探されるようだ。 *.desktop
ファイルは$HOME/.local/share/applications/
の下にも置けて、そちらが先に探される。- そこで、例えばFirefoxのアイコンを変えたいなら、
/usr/share/applications/firefox.desktop
を.local
の方にコピーして、Icon
の項目だけ書き換えれば良い。
自前のプログラムについても *.desktop
を用意してやればLauncherに載せられるみたいだ。
Tag: Computer
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