2012/04/12
ピアノレッスン44回目
- Brahms, Capriccio Op76-2 (B minor): 八分音符=108、暗譜。
- ダイナミクス、アクセント、スタッカートの指示に気をつける。 やろうとしていることはわかるが、もっとやっていい。
- Kapustin Op40-7: M=108。
- リズムが崩れるとものすごく目立つので、 リズムの正確さ (譜面どおりと言う意味ではなく、スイングはして良いけど、ビートはきちんと刻む) と、速いパッセージのclarityを上げる。
Tag: Piano
2012/04/09
GUIの流行
久しぶりにTkを触ったら、「うわあ、彫りが深いなあ」と感じた。 デフォルトのボーダー幅が太いので、でこぼこが強調されて見える。 今となってはちょい古くさいデザインだ。
GUIをさわり始めたのはX11R4の頃だったかなあ。当時あったツールキットは、 3D的装飾の無い参照実装のXawを除けばSunのOpenLookとOSFのMotifで、 前者はわりとあっさりめ(ボーダーは細く、装飾も少ない)に対して後者は 彫りが深くてなにかソリッドな機械をがちゃこんと動かすような操作感だった。 当時はあのくらいの方が、「操作している」という実感が強くて良かったのかもしれない。 Tkのデザインも、多分Motif的な流行の元にあるような。
Qtが流行り出したあたりからかな、薄味のツールキットの方をよく見るようになって、 今デスクトップを見るとボーダーで立体感をつけてるのってほとんど無いね。 計算機資源が安くなって、グラデーションやシャドウでさりげない立体感を つけらるようになったせいもあるんだろうな。
あるいは、人々がGUIに慣れてきたせいもあるかも。今、アプリケーションウィンドウのボーダーって ほとんど装飾が無くて、カーソルをそこに持ってくと形が変わるからああ操作できるんだなって わかる程度だ。かつてはボーダー自体が盛り上がってて、それも コーナーと縦横はちゃんと分かれてて別々に押せることを示していた。 当時に今のデザインを持っていったら、どこが押せるのかユーザは戸惑うかもしれない。
20年後くらいにはまた流行が変わっているんだろうか。 マウスとキーボードがインタフェースの主役の座を降りてれば、かなり違ったものになっていそうだな。
Tag: Computer
2012/04/08
Gauche-tk
GaucheからTkを使いたい、という波動を複数箇所から受けた気がしたので作りました。
どんな具合かはサンプルを見てください。
私自身はすぐに何かに使うということは無さそうなので、 足りない機能やバグにすぐに気づかないと思うし、対応もすぐにはできないでしょう。 なので使いたい人がいろいろいじってくれると嬉しいですね。 githubのアカウントを教えてもらえればコミッタに足します。
Tag: Gauche
2012/04/07
評価経済とか贈与経済とかって言ってる人が、 『ノウアスフィアの開墾』を参照してるのを見ない気がするんだけどどうしてだろ。
贈与経済というのは、要するに自分のところに来たものは退蔵しないで、次に「パス」するということです。それだけ。
贈与がうまくゆかないのは、贈与経済そのものが荒唐無稽な制度だからではありません。そうではなくて、贈れるだけの資産をもっている人たちが、それにもかかわらず贈与を行うだけの市民的成熟に達していないからです。
こんな与太話 (「みんなこうすればいいんです。それだけ。」で世の中変わるならそんなに楽なことはない) よりも、 Eric Raymondの14年前の論文の方がずっと、贈与の文化の成立する条件についてきちんと分析してると思うんだけど。
市民的成熟なんてあてにしないでも、「独占するより贈与する方がトクになる」のであれば、自然にみんな贈与するようになるって。 目先の欲望よりも「将来的にトクになる」ということを見通せる能力を、 後から振り返って「市民的成熟」と称するようになるだけ。順番が逆。
Tag: 社会
2012/04/05
しょすたこー! (ピアノレッスン43回目)
- Shostakovich: Prelude and Fugue Op87-7 (A major): まあ合格。 とはいえこの曲のフーガ、聴くときの印象とは裏腹に、半端無く難しかった。 全く誤魔化しがきかない。
- Brahms: Capriccio Op76-2 (B minor): 八分音符=69で。
- Kapustin: Op40-7: M=104で。来週はクリアにしてくること。
Tag: Piano
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