2004/05/08
AOPについて。http://www02.so-net.ne.jp/~greentea/pre.html
Lisp (別にElispでもいいんですけど) をちょっとかじったことがあるなら、 adviceの存在は知ってますよね。AOPというのは、そのadviceに (ワイルドカー ド付きの) 型システムを持ち込んだものというのが第一印象です。
その印象は本質を突いているかと。 Gregor Kiczales氏のやってきたことに注目すれば、 CLOSのメソッドコンビネーションからAOPへはごく自然な流れに見える。
Kiczales氏とはILC2003でちょっと話した。 「AOPのポイントカット指定方法はSchemeみたいなanonymousなfirst class object中心の言語だと困りませんか」 と聞いたら、「そうだねえ、困るねえ」って、あんまり気にしてないみたい。 彼の印象は、体力系超絶技巧派。理屈の綺麗さは脇に置いといて、 その技巧を駆使して動くものをわしわしっと作ってしまう感じ。
Tag: Lisp