2005/01/25
What you'll wish you'd knownはこれまで訳したPaulのエッセイの中で公開後3日間の最多ヒットを記録した。 リファラをたどって感想を読んでいると、色々な見方があって参考になる。 無理矢理分類すると次の3つが主流っぽい。
- 後悔 (俺も高校生の時に知っておきたかったよ)
- 元気が出る (俺の方向は間違ってなかった / 今からだって始められる)
- ふーん
現役高校生と思しきblogで「ふーん」が散見されたのは、良いことだと思う。 自分も、高校の時に聞いていたらそんなに熱くならずに、「まあそりゃもっともだねぇ」と 思っていただろう。ただ、それが正しいということを経験を以って支持してくれる 人がいる、ということを知るのは、悪くない。
たぶんあの頃の年代は、上の世代からハッパをかけられると、 それが正しくても何か素直に従いたくないものがあるんだと思う。 自分でやりたいから、先回りされてやることを言われるのが面白くないのだ。 背中を押されるよりも、それで良い、という確認の方が素直に受け取れるんだろう。 (「あまり苦労をかけさせるなよ」と笑いながら、「やりたいならおやんなさい」 と言ってくれた劇部の顧問の先生を思い出す。)
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