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2005/04/18

「中年男」のまめちしき

ああいう役は、米国のTVプロダクションでは "under-five" と呼ばれる。 せりふが5行以下のspeaking roleということ(現地採用キャストは こちらでcoordinationを行ったプロダクションとの契約になり、AFTRA基準が 適用されたようだ。私は非組合員だけど。映画の場合はSAGになるので 少し事情が違う。)

extraには、せりふが無い。extraにも単なるbackgroundの一部と、 主役と絡むfeatured extraがあるが、どんなに目立ってもせりふが無い限り extraはextraである。それが一言でもせりふを発するとspeaking roleとなり (1)ペイが倍以上 (2)レジュメに'speaking role'と書ける、など役者にとっては 大きな違いが出る。under-fiveより上は、featured speaking roleとか principal speaking roleになるのかな、「ちょい役」ではなくなる。

もちろんプロダクションとしては支出をなるべく減らしたいわけで、 TVドラマや映画の「せりふの量」はそういう点でもかなり綿密に計画されている、はず。 たまに現場で流れ上どうしてもせりふが必要になって、 non-speaking roleからspeaking roleへの「格上げ」もあるらしい。

日本の撮影の場合はどういう基準が適用されるのか知らないけれど。 米国ほど組合が厳しくなさそうな気はする。

Tag: 芝居