Island Life

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2006/02/26

キングの "CELL" 読み終わった。Dark Towerシリーズを終わらせて 肩の荷が下りたのか、力を抜いて「語る楽しみ」を味わってる 感じが良かった。ある意味話の骨子は "Mist" と全く同じなんだけれど、 語り口は"CELL"の方がずっとスムース。

思えば、中後期のKingには「作品に書かされている」 という雰囲気がつきまとっていた。作品が書かれたいと頭の中で暴れ回って いるのをKingがどうにかなだめている感じ。"Dark Tower"を完結させた ことでそれがふっきれたのか。

夕食後、居間で暖炉を囲みながら、孫に「恐い話」をねだられて 語られた話…のような感覚で読める。

assume makes ass out of you and me.

Survival is like love. Both are blind.

Tony, Tony, come around, something's lost that can't be found.

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