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2006/08/20

昼間働いている人の雑用問題

一人暮らしの人はもちろん、フルタイム共働きで遅くまで働いている人も多くなってる昨今、 お役所や銀行や郵便局などの窓口が平日の9時〜5時ごろまで(+土曜は12時まで) しか開いてないというシステムはほんと困りものである。

米国はこの手の用事のほとんどが電話か手紙で済んでしまう。 決済手段として個人小切手が普及していることが大きいのだろう。 料金の支払いも、自分の口座への預金も、全て小切手を送るだけで済む。 私はふたつの銀行を使っているけど、口座間の金の移動も小切手だ。 手数料かからないし。電信払込って全く使わない。

あとは電話。込み入った話などは英語のハンデもあるから対面の方がやりやすい とも思うんだが、何でも「とりあえず電話してくれ」なんだよね。 時には窓口の人に処理の権限が無いらしく、わざわざ窓口に行って 頼んでも脇の電話を示されて「あそこからコールセンターにかけてくれ」と 言われることもある。

たぶんそんなだから、ネットによる電子的な手続きも普及しやすいんだろうと思う。 日本の役所の電子手続きって電子証明書取れだのカードリーダーがどうだの あまりに面倒そうで、あれじゃ普及しないだろう。対面での処理の信頼性があまりに 高くて、それと同等のことを実現しようとするから大変なんだろう。 こっちは逆にネット上の手続きの本人確認とか心配になるくらいいいかげんなんだが、 そもそも人が介在しても間違いはなんぼでも起こるんで、それは折込み済みで 訂正機構でカバー、という考えなんだろう。

それでも依然として困るのは荷物の受け取りだ。 郵便局は不在通知を持ってけば朝6時から対応してくれるのだけれど、 家具の配送とかは待たざるを得ない。これがえらくいいかげんで 午後来るって行っといて夕方になって「今日は遅くなっちゃったからまた明日」 なんてふざけた電話がかかってくることも覚悟しとかないとならない。

Tag: 生活