2007/06/01
倒置
英語の倒置法の話。 仮定の話を出すif節の代わりに動詞と主語を倒置させる ( Were it not ... <= If it were not ...) とか、 副詞句を前に出した時に動詞と主語を倒置 させる (Within these walls are now confined two mighty monarchies. <= Two mighty monarchies are now confined within these walls.) というのは普通に文章を読んでいて日常的に目にするし、 その変化がもたらすリズムを感じることは出来るようになった。 日本語でも倒置というのは普通は後ろにある動詞が先に来るわけで、 もたらす効果 (もっと後で来るだろうと思ってた動詞がひょっと前に顔を出す 意外性) に似たところがある。
けれど、動詞が後ろに来るケースというのがあって、これがどうも掴みにくい。
- And let us, ciphers to this great accompt / on your imaginary forces work. <= let us work on your imaginary forces
- ... who [I] your humble patience pray / gently to hear, kindly to judge, our play. <= who [I] pray your humble patience, gently to hear, kindly to judge, our play
読むにしても話すにしても、英語モードの場合、動詞を中心に考えることが 多いんだけれど、その肝心の動詞がなかなか出てこないから、掴みどころが 無いというか、どこを支点にバランスを取ったらいいのかわからないというか。 なんかバランス悪いんだけど、そのバランスの悪さを「崩し」として受け止めれば いいんだろうか。
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