< 元東大生による就職活動異論 | Arc >
2008/01/24
なんという良問
課題1-A:シェルを実装せよ。
課題2-A:データを圧縮・解凍するプログラムを実装せよ。
課題3-A:スパムフィルタを実装せよ。
良問だと思う所以:
- 基礎がちゃんとわかってないとできない (1-AならUnixのプロセス管理、シグナル処理、文字列操作、 2-Aなら動的データ構造の取扱いと入出力、3-Aなら外部のデータソース の取扱い(学習結果をどうキープするかとか、ルールベースなら ルールをどう記述しとくか)なんか)
- でも、基礎さえわかってればとりあえず動くものは作れる (余分な「オマジナイ」をたくさん唱える必要がない)
- さらに機能追加や性能向上など、上を目指すと限りない。
プログラム本を書く最大のポイントは、いかにして こういう良い例を見つけるかにかかってると思う。 Kernighan/Pikeの"The Unix Programming Environment" も例の選び方がうまいんだよなあ。
Tag: Programming