2009/05/11
状態の巻き戻し、Gauche部屋引越し
少し前の「 デバッガが使えないパターン」に井上さんから コメントがついていた。
- 井上 (2009/05/08 19:24:57 PDT): 遅まきながら。状態が上書きされる場合については、ocamldebug だと時を巻き戻すことができます。でも結局「どこまで巻き戻せば良いか」探すのが一苦労で、結局関係ありそげな状態を垂れ流しにして記録取って、それを eyeball なりなんなりして探した方が手っ取り早かったりします。UI がもっと洗練されればそうでもないのかもしれませんけど、現状あんまり意味が無いなあと思ってます。
さすがOcaml、だけど使いにくいのかー。 Gaucheのデバッガも、従来のbreak & inspectにとらわれずに、見たい情報を どうやって取るかってことを考えいきたいのだけれど、どうもケースバイケースで これといううまい手が思いつかない。
ところで10日前くらいにLingrがシャットダウンするとの報があり、 Gauche部屋の空気が気に入っていただけに 残念に思っていたのだけれど、その後Gauche部屋でダベっているうちに何となく 後継となるチャットを作り始めたら おもしろくなって、先週はプライベートな時間をそっちにつぎ込んでしまった。 Lingrほどサービスにコミットするのは大変なので うちで関わりのありそうな部屋だけ細々と運営するつもりだけれど、 コードはオープンにしておくので Lingrちっくなインタフェースが欲しくて自サーバが立てられる人は 選択肢のひとつとしてどうぞ。部屋ごとにCometサーバを立てるという安直な 実装なので何千とチャットルームを運営するのには向かない (でも、Cometリクエストが 別ポートになるのでXMLHttpRequestの同一ドメイン同時接続制限が回避できる かも)。
Gauche部屋は誰でも歓迎です。Gaucheに関する質問などお気軽にどうぞ。 その時見てなくてもちょくちょくチェックするのでいつか返事が返ってくると思います。
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