< アセンブラをぶっとばせ | JRE hassle >
2010/07/14
少し前から右手親指の付け根が痛んでて、 腱鞘炎になったらやだなと思ってたんで、 日本に行った時、本屋で目についたこれを購入。大当たりだった。
本書で「親指の炎症を引き起こす危険が高い」とされている、
- 親指主導の動き (橈骨を中心に手を回転させようとする / 手首が尺骨側に曲がりがちになる(尺側偏位))
- 親指をいちばん根元の関節(手根中手関節)ではなくその次の関節(中手指節関節)から動かそうとする
に見事当てはまってた。自分が弾いてるビデオを見ると、不自然な尺側偏位があることと、 手根中手関節を動かす腱が緊張しっぱなしで関節を固めてしまってることがよくわかる。 そして痛みは確かに中手指節関節を動かす腱の腱鞘にあるようだ。
尺骨から小指を軸として意識すると、確かに親指の緊張が抜けてうんと楽になる。 ただ、これまでの弾き方が習慣になってしまっているので、よっぽどゆっくり弾かないと すぐに前の形に戻ってしまう。しばらくゆっくりさらってリハビリしよう。
この本は手の使い方だけでなく、全身の骨格と筋肉を意識することを論じている のだけれど、芝居での身体の使い方と重なる話が多くて興味深かった。
Tag: Piano
(び) (2010/07/15 03:45:15):
shiro (2010/07/16 01:37:20):