Island Life

< ピアノレッスン7回目 | グリーンカード更新 >

2011/06/22

Take free?

東京に来ている。暑い夏を覚悟してたんだけど思ったより涼しくてちょっと意外だった。 今日はそうでもないが、先週末あたりは夜には20℃を切って、 これはハワイ基準で「寒い」に相当する。靴下持ってきてないよどうしようと気を揉んだ。

ところで今回初めて気づいたんだけれど、複数の無料で配布してる雑誌に"Take free"と書かれているのを見た。 初めてみる表現だしずいぶん奇妙な感じを受けるんだが、ぐぐってみると 日本ではわりとポピュラーな言い回しのようである。 英語圏のページがヒットしない感じ (ヒットするのは、 take free <名詞> と free+<名詞>が目的語になってるものばかり) だし、 念のためネイティブの友人に尋ねてみたが一度も見たこと無いと言ってるので、 和製英語なのかなあ。それとも英語圏の特定の地域では使われてたりするんだろか。

和製英語とか、カタカナ語として取り込まれる過程で意味が変わったりすることとか、 それもひとつの文化だから別に否定するつもりはないけど。 そのこと自体は知っときたい。

Tag: 英語

Past comment(s)

jmuk (2011/06/23 15:22:30):

リンクフリーみたいですね。何か日本人のマインドセットに合致する言い回しなのかな。

superme (2011/06/24 14:45:10):

take ~ away for free ~を無料で持ち帰る のジャパニーズ流省略?

shiro (2011/06/24 23:34:08):

和製英語自体は珍しいことではないんですが、これがちょっと面白いなあと思ったのは、(1)ぐぐると、「無料で持っていっていいよって英語で何て書きますか?」という質問にわりと自信を持ってtake freeと答えている人が散見される一方、それは英語圏では見ないよという指摘があまり見当たらない (2)見かけた雑誌のひとつはHot pepperで、リクルートがやってるやつだし部数出てるし、知らずにやっているというより、日本人にはこちらの方がわかりやすい(かつ、ただ「無料」と書くよりキャッチー)、と考えて敢えてやってるのかなあ、とも裏読みできる。

あと、自分が日本にいる時に見たことはない言い回しでもあったので、もしかすると比較的新しいものなのかなあってことも気になります。

まあ、英語圏でも地域によってローカルな言い回しがあるので、実はある地域で実際に使われてるって可能性も無くはないですが。

superme (2011/06/25 16:21:47):

逆に不思議なのは、女性が「私、今フリーなの」という発言をした場合のフリーは、「無料で持って帰っていいよ」の意味にはなりませんよね(深読み抜きとして)。I am free.といった場合の外人さん受ける印象と、日本人の受け取る意味合いは、Take freeのフリーとは逆の意味になりますね。なんなんでしょう。日本語って便利ですね。 まじめに言うと、「away」と「for」は概念の習得に時間がかかって省きたくなる心境なんですよね。

Post a comment

Name: