2011/07/13
Stage fright (ピアノレッスン9回目)
ラフマニノフの前奏曲がだいぶ仕上がって来たので、ちょっと大きなピアノで 弾いてみようか、ということになった。レッスンを受けてるのはピアノショップの 地下なので、たまにピアノショップで展示されてるいいピアノを弾く機会を 持てるようだ。
てなわけでYAMAHAのコンサートグランドでラフマニノフの前奏曲Op23-5と カプースチンの練習曲Op40-2を弾いたのだけど、上がりまくってぼろぼろ。
特に観客がいるわけでもなし(先生と、あとかみさんが来て聴いてたけど)、 普段との違いといえばピアノと照明くらいのものなんだけどねえ。
これは慣れの問題かなあ。芝居では(気が引き締まるという意味で)緊張することはあっても、 何やってるかわかんなくなるような上がり方はしない。 でも、舞台始めた頃どうだったかはもうあんまり覚えてないけど、 カメラの演技を始めてやったころは妙に力が入っちゃってたことは覚えてるので、 これは場数を踏んでゆくしかないかも。
芝居から類推すれば、上がらないためには、 違う環境でやる違和感がどういうものかをあらかじめ知っているってことが鍵かもな。 本番環境そのものにあらかじめ慣れておくというわけじゃなくて (本番は毎回違うので、それ自体を何度も体験することはできない)、 「違うこと」に対してどういう感じがするのかを知ってて、 冷静にそれに対応する術を身につけるってこと。
かみさんは「あんだけ芝居やってるのになんで上がるの?」と不思議がってたけれど、 違いにその場で対応する具体的な技術が違うんだろう。 芝居における本番舞台上での「違い」はたくさん経験してきて、 少々のことには対応できるってわかってるからあせることはない。 ピアノについては、その違いにどう対応したら良いのか、まだわかってないってことかも。
こういう経験ができるってことも、レッスンの効用だな。 家で弾いてるだけじゃ無理だからな。
次のレッスンは8月頭で、もういちどコンサートグランドで弾かせてもらえる っていうから、そん時にリベンジだ。
Tag: Piano
(び) (2011/07/14 03:16:03):
shiro (2011/07/14 05:02:48):