Island Life

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2011/09/01

ピアノレッスン12回目

RavelのSonatine、第1楽章と第2楽章をゆっくり。第3楽章もちょびっと。

音楽之友社のペルルミュテール注釈版の楽譜を持っていったらやけに受けた。

  • 「えーこれ初めて見るわ。どこの楽譜?」
  • (この版、指使いが面白いんですよ)「ふーん、ここはどういう指使いなの? わあこんな指使い見たことないわ。私はこう弾いてるけれど…今度こっちも試してみるわ。」
  • (指示がフランス語+日本語訳で書いてあるので)「ここは何て書いてあるの?」「こっちは?」
  • 「一体どうやってこういう楽譜を見つけてくるの?」「昔はアメリカでもいい楽譜屋さんがあったんだけれどねえ、最近はだめねぇ」

注意点。テーマの動機である4度降下およびその逆転の5度上昇が重要だが、第2,3楽章で3拍目が強くなると動機が消えちゃうので、3拍目に特に気をつける。あと、第2楽章のテーマ後半(4-12小節目とか)、メロディがシンコペーションになってるんで、伴奏の1拍目にアクセントをつけない方が綺麗に出せる。

Tag: Piano

Past comment(s)

(び) (2011/09/02 13:04:08):

ピアノ譜ってよく知らないんですが、指使いが指定されていたりするものなんですか...

(び) (2011/09/02 13:04:59):

あ、そうか。注釈版ってあるから、誰かが「こう弾くといいよ」って注釈をつけてるわけですね。

shiro (2011/09/02 18:50:32):

現代ものでも無い限り、作曲者による指定はほとんど無いか、あってもごく一部ですね>指使い

手のつくりは人によって違うので最終的には自分に合った指使いを自分で見つけるしかないのですが、探索空間が広いので、指使いのサジェスチョンがあると助かります。この曲はメロディと伴奏が重なったり交差するところが多くて、どこをどちらの手で取るかという点でもいろいろな可能性がありますし。

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