Island Life

< らむ太の発音 | Meisner intensive 3回目の3 >

2011/11/21

海外のカンファレンス

nari's essays

ここ2ヶ月の間で3度海外の技術系カンファレンスに参加した。以前、「なんとなく海外のプログラマはスキルが高いのではないか」と思っていたのだが、期待ほどではなく、私の胸が熱くなるような話は少なかった。私が観測した限りでは、日本人の方がスキルも高いし、面白いことをやっている人が多い。

「海外のカンファレンス」でくくるのが多分良くなくて、

  • 地域限定の集まり
  • 「全世界」からその分野の選りすぐりが競って発表するところ

は全然別ですがな。前者については海外だろうが日本だろうが 似たようなもので、むしろ東京は技術者の密度が高いから地域的な 集まりとしては面白い方になると思う。

で、後者は、交通の便さえ良ければどこでやってもいいので 「海外のカンファレンス」とは限らないんだけど、 日本国外で開催されることも多いし、わざわざ海外に出かけて行く機会としては そういうカンファレンスの方が多いだろうから、一般的には「海外のカンファレンス」の 印象としてそっちが強くなりがちなんだろう。 それと国内の地域的カンファレンスを比べたら、そりゃ 全世界のてっぺんが集まる方が面白いに決まってる。 日本がぶっちぎりで進んでる、って分野でなければね。 「海外ってすごそう」っていう感じはそのへんから来てそう。自分はそうだったなあ。

「国内」「海外」っていう分類が、(旅行の手間という要素以外では)もはや あまり意味をなさないのだと思う。

あーでも成果は英語でも発信しといた方が、 網を英語圏に広げられるので良い。 同好の志を近く(国内)で探さなきゃならんってことは無いわけだから。

Tag: Conference

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