2011/12/15
Meisner intensive 3回目の6
先週渡されたスクリプトを使って、シーン。
台詞はマイズナー流 (一切の感情を載せずに覚える) で入れておいて、 これまでにやったRepetition, Independent activity, Emotional preparationを実際のシーンで応用する、という仕上げの回。
先週、independent activityが初めてうまくいったので、これで真髄をつかんだかも、なんて思っていたのだけれど、いざシーンになってみると難しい。相手をよく聴いて、反応する、ただそれだけなんだけど、そのただそれだけが難しい。シーンの間はちゃんとやってるつもりでも、振り返ると自分のことしか気にしていない。
でも、「どういう状態が『うまく行ってる』状態なのか、その時になぜそれがうまく行っているのか」って点に関してはかなり理解が進んだと思う。練習の機会を多く取って、その状態を目指せば、徐々にできるようになるんじゃないかな。どうやって練習の機会を多く取るか、考えないとならない。
★ ★ ★
今回のマイズナークラスにはティーンの男の子が一人参加してた。中学生くらいかな? 反応が素直で、色々フィルタかけちゃう大人より上手い。あれを見習わないとならない。
時々、芝居にどっぷりだった学生の頃に、もっと体系的に演技の訓練を受けていたらどうだったかなと思うこともある。でもこの歳だからこういう理解ができる、っていうのは確かにあって、きっと10代や20そこそこでは同じようには理解できなかったろうな、とも思う。まあその時は別の理解に至ってたかもしれない。それはわからない。わからなくてもたまたま勢いで出来てしまうこともあって、特にあの頃は変に頭で理解するよりも勢いの方が大切かもしれないし。
Tag: 芝居
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