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2012/10/04
ピアノレッスン63回目
- Liszt: Chasse-Neige
- 八分音符=72。
- トレモロを両手で交互に取るところと片手で弾くところで音色が変わらないように。
- Bach: Prelude and fugue C minor (Well-Tempered Clavier, Book 1)
- 細かいミスは、ひたすらゆっくりさらうこと。
この平均律1巻2番、最初に弾いた時に2箇所くらい「楽譜と違うけどどうしてそう弾いたの?」と 指摘されてあれっと思った (自分でも気づいてなかった) んだけど、こないだ久しぶりに Glenn Gouldの録音を聴いたら彼がそう弾いていたのであった。 一時期Gouldの平均律を無限リピートで聴いてたことがあったんだけど、 それで耳に染み付いていたようだ。
ところで先生曰く、 ジュリアードでは平均律の各曲について、それぞれを任意の調に移調して弾かせられるそうで。 それはおいらの知ってる「ピアノを弾く」というのと別次元だなあ。 伴奏を移調するのはわかる。コードの対応する手の形をだいたい覚えていれば、 あとはコードを頭の中で変換するだけだ。 これが複数の対位法的に進行する旋律を移調するとなると、変換作業を旋律分並列でやって それから各旋律の音を指にマップしていたのでは間に合わない (ピアノは調によって 指使いが変わるので平行移動では済まない)。 「手の形を覚える」というアプローチではだめということだ。 別種のメカニズムが働いているのだろう。 先生は「音と音との間隔を覚えておくのよ」と言っていたが。
Tag: Piano
noname (2012/10/22 16:06:23):
shiro (2012/10/22 21:56:43):