Island Life

< ピアノレッスン82回目 | 素因数分解 >

2013/02/16

楽器

バンスリ、約半月経過。@nobsunの「唇には力をいれるのではなくて,唇をめくる感じで内側の滑らかな部分を使うようにしてみなさいとアドバイスされました.」というのが大きなヒントになって、 だいぶ音が安定して響くようになってきた。 最低音をソとした時、下から「ソラシドレミファ#-ソラシドレ」 あたりまで出るようになったので、簡単な曲ならいろいろ吹けて楽しい。

ただ、音が響くようになったところで、今度はピッチが気になる。 「シ」や上の「ラ」がフラット気味で「ド」「レ」がシャープ気味。 下げるのは指で調節できるけど上げるのは口と息かなあ。 ロングトーンでは調整できるけど、曲を吹いてると怪しくなる。

それから、高い方をしばらく吹いてると口に力が入って、下の「ソラシ」あたりに飛んだ時に 音が出なくなる。常にそれぞれの音で一番響く形を覚えておいてすぐに再現できないと ならないかなあ。

あとまあ、そろそろビブラートとかちょっとした装飾音なんかをつけてみたいという色気が出てきた。

★ ★ ★

高校に入ったあたりから周囲に複数の楽器を弾きこなす人たちがいて、 自分もピアノ以外に何かできたらいいなといくつか手をだしてみたんだけど 面白いと思えるようになる前にやめてしまった。 「既に一つ楽器ができること」が二つめ以降の習得に役立つってわけでもないのかな、 とその時は思ってた。

でもバンスリやってると楽しい。昔との違いは、ピアノの練習をちゃんとやるように なったことのような気がする。昔、ピアノのレッスンに行ってた時は何となく繰り返し 練習して何となく弾けるようになって次に進む、という感じで、「こう弾きたい。 でもそうならない。なぜそう弾けないのか考えて工夫する」といった思考が無かったなあと思う。

歳食ったせいで耳が肥えたせいなのか、時間が無くて練習効率を上げる必要が出てきたせいなのか、 ともかく「頭で弾く」ことについて昔よりずっと理解が進んだ。で、そうなってようやく、 ピアノでやった「練習のやり方」の工夫が他の楽器にも応用できるのだということに気づいた。

高校時代の音楽系の友人はみんなあの頃既にそういうところに達していたのだろうなあ。

Tags: Piano, 音楽

Post a comment

Name: