Island Life

< Student-led conference | Mojave & Synergy >

2018/12/12

思考のツール

らむ太の中学校には定期テストが無い。その替わりというか、半期に1度、研究発表がある。 最初の発表が昨日あった。大学の教室を借りて一般観客を入れてのプレゼンである。 一般観客と言ってもほとんど親だけど。

一人当たり発表時間は6分程度なのだが、 「型」に沿って発表原稿を組み立てていて、情報密度は十分高い。 テーマも「トランスジェンダーとバスルーム」「映像業界でのジェンダーバイアス」 といった社会学的なものから 「エンジンのアイドリング由来の温室効果ガス」「プラスチック廃棄物の海洋汚染」 といった自然科学寄りのものまで多様で、面白かった。

さすがに議論の緻密さという点では粗いところはあるにせよ、 自分の関心を明確に言葉にして、 定量的なデータを典拠とともに示して主張を裏付ける、 といった型を身につけることは、思考のツールとしても効果が高いように思える。

発表の型はこんな感じ(発表時は明示されないけど、練習に付き合って原稿を見てたので):

  1. Hook & Introduction
  2. Introduction of Issue
  3. Personal Story
  4. Personal Growth
  5. Math Claim
  6. Multiple Perspectives
  7. Multiple Perspective Summary
  8. Systems Thinking
  9. Data Collection
  10. Action Plan
  11. Call to Action

Tag: 生活

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