Island Life

2005/03/16

"Software factory"って1980年代くらいに言われてなかったっけ。 大学のゼミで分厚い英語の本を輪講した覚えがあるぞ。

「次世代開発基盤技術“Software Factories"」「ソフトウェア工業化を目指して」 なんて文句を目にして、かつてはこういう考えがあったっていう 昔語りかと思ったら、なんかごく最近の記事なんだねぇ。 まあ当時はOOだのパターン言語だのって今ほど言われてなかったから、 現在とは事情が全然違うが。

あ、これだ。Michael A. Cusumano: "Japan's Software Factories: A Challenge to U.S. Management"。1991年出版か。

Tag: Programming

2005/03/15

今年のILCに出すのは断念。Stanfordだから行けば会いたい人もいるけれど、 ちょっと日程が。

Tag: Lisp

2005/03/05

昨日は初めてon cameraのactingを経験した。 日本のTVドラマのロケに現地キャスト組として参加。 役者に必要なのは忍耐であると知る。 とにかく待ち時間が多く、テンションの調節が難しい。 ぶつ切りで撮るので舞台と違って流れでテンションを上げることが できない。かといってテンション上げっぱなしでは持たない。 ちなみに9:30am集合で上がったのが1:15am。日本からの役者は 着いていきなりこのスケジュールだったからもっと大変だ。

他に訓練が必要だと思ったこと。

  • 演技がくどくなりがちかも。ぶつ切りで撮ってるとつい カット中のアクションを強調したくなるんだけど、ほんとは連続してる 演技の一瞬を取り出してるだけなんだよな。
  • 繰り返し、ぶつ切りで同じ演技ができないとならない。 舞台の「ノリ」の作り方よりも職人的なスキルが要求される。
  • フレームを意識する必要があるのかな。CUだとあまりアクションを 大きくするとうるさくなるんだろう。もっと自分が映ってるところを 観て研究したい。現場ではあんまりそのチャンスがない。
  • アップがあるので舞台よりも細かいところが目立つ。 自然さがねぇ。難しいねぇ。

まあちょい役だからたいしてダメももらわなかったんだけど。 とても勉強になった。何事も経験値を積むことが必要。

(追記)色々考えたけど、やっぱり基本は舞台と全く同じだと思い始めた。 actionの前に既に役があって、シーン開始から後は役が自然に流れるように しておけば、カメラでも舞台でも違いはないはず。 シーンの前に役が確立してなくて、始まってから演技を「押し出そう」とするから ダメになる。それが舞台では力で押し切って誤魔化した気分になれる場合が あるのに対し、カメラでは誤魔化しが効きにくいってだけなんじゃなかろうか。

ああ。思い出すと色々やり直したくなるけど、チャンスは一回きりなんだよね。 舞台では次のステージに反映させることができるけれど。 でも舞台だって、それぞれのステージが一回きりのチャンスであることには 変わりない。

ベテランの俳優さんと絡むところが数箇所あって、落ち着いて振り返って みると、やっぱり上手いなあと思う。ほんの一瞬の表情がね。 それにちゃんとreactできたかと考えると、ガタガタだ。

うーむ… 考えれば考えるほど落ち込んでくるな。精進せねば。

(追記2)もうハワイロケの情報は出てるみたいだからいいかな。 フジテレビ4/14(木) 10pm〜 「恋におちたら」冒頭の部分。役名は「中年男」 :-}

Tag: 芝居

2005/03/02

Matzにっき経由で JSON(JavaScript Object Notation)。 parenphobiaな同僚のためにこれにそっくりの文法の設定ファイルリーダ/ライタを 作ったことがあるなあ。

S式を含めると、'()', '<>', '{}' の三つ巴ですな。

shared substructureは無視、ってのはまあいいとして、 JSON in JavaScriptでパーズに 「evalを使え」って言ってるのはどうなんだろうか。 readとevalを言語が分けてればいいのに。 内部では分かれてるはずなのに、それをプログラマから使えないようにしている 言語は、どうしてそうしているのかしらん。

Tag: Programming

2005/02/27

昨夜はArmy Community Theaterの "Miss Saigon" を観た。 ヒロインのKimを演じた役者が、昨年のDiamond Head Theaterの Actingクラスで一緒だった人であった。まだ高校生だがすごい歌唱力と キャパ900の劇場を満たすエネルギーに圧倒された。確かにクラスでも 勘が良い役者だなと思ったが、1年でここまでの成長ぶりを目の当りに すると、人間の可能性ってのにむしろそら恐ろしくなる。

Paul Grahamが書いているように、16歳のアインシュタインやシェークスピアは、 頭角を顕わしていたとしても、他の部分では普通の子供とさほど変わらなかった のだろう。そこと、数年後、数十年後に彼らが成し遂げたこととの間の連続性を 想像できなきゃいかんと思う。

Tag: 芝居

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