Island Life

2009/02/06

文字列検索

文字列検索 - ときどきの雑記帖 i戦士篇

KMPとかBM ってマルチバイト文字とか幅広文字に使うの面倒だよねえ。

  • BMはナイーブに書くと文字集合と同じ大きさのテーブルが必要になっちゃうけど、 utf-8文字列ならオクテット列に対して直接使えるからテーブルエントリは256で済む。
  • KMPのリスタートベクタは文字集合の大きさとは関係無く検索文字列の長さで決まるから wide charでもutf-8なmultibyte charでもさして問題ない。

というわけで、mb1 : utf-8のように文字境界を誤ることのないmultibyte encoding、 mb2 : euc-jpのようにランダムアクセスで文字境界が確定しないmultibyte encoding、 とすると、こんなふうに理解してる:

wchar mb1 mb2
BM × ×
KMP ×

Tag: Programming

2009/02/04

先々週に撮影したCentral Pacific BankのTVCMがもう流れているらしい。 ハワイにいる人は目にする機会があるかも。

ここにちっこい写真が出てる。1950年代の日系のスモールビジネスオーナーの役。

たぶんほとんど画面には写ってないけど、机の上の書類などは全て 1910年〜1950年頃の実物だった。日系の人の1940年の手帳があって、 日本語英語まじりで予定が記入されていて、生活感が妙に生々しかった。 その翌年に祖国がハワイを攻撃することになるとは、予想だにしていなかったろうか。 それとも薄々何かを感じていたんだろうか。色々考えてしまう。

(追記2009/02/06 02:15:54 PST: 火曜日のHonolulu Advertiserにかなり大きい(半面以上)広告が 出てたらしい。帰りにスタバに寄って今日のAdvertiserを見たけど載ってなかった。 むー、記念に取っときたかったのになあ。)

Tag: 芝居

2009/01/31

昼過ぎまで撮影、夕方から舞台のダブルヘッダ。疲れた。

間に1時間ほど昼寝したので頭は切り替えられた。

今日のロケ地は、ハワイの金比羅神社。 金比羅さんがハワイにあったとは知らなかった。 ごく短いシーンなのだけど、タイトなショットが多くて カメラを調整しながら何度も何度も繰り返し。 こっちは慣れてるけど、神主さんは大変だったかも。

放送は10月だそうな(米国内)。放送後にネットで観られるようになるかも。

Tag: 芝居

2009/01/27

らむ太語録

微妙に発音が違うものメモ

  • おかいのも (お買い物)
  • にえて〜 (逃げてー)
  • なおせて〜 (直してー)
  • あわゆ (洗う)
  • ちやう (違う)
  • かじゃま (パジャマ)
  • かほーがねてまて (果報は寝て待て) ← 朝、起こす時に、まだ眠いと「かほーがねてまて」と言ってしぶとく眠りつづけようとする。
  • わしゃはんど (wash your hands) ← 家ではほとんど英語を喋らないのだが、これはたまに出ることがある (普段は「おててあわゆ」と言うんだけど)

迷言

  • (インナーイヤー型のヘッドフォンを見つけて)「みてみて、しゃわーのあかちゃんだー」
  • (風船をふたつ持ってきて、頭に当てて)「みっきー」 (お尻にふたつ直列につなげて当てて)「むしむし」(顔の両側に当てて)「ほっぺ」(胸にあてて)「おっぱい」(がに股になって股間にあてて)「ちんちん」

Tag: 生活

2009/01/26

仕事と専門性

学歴と職について - 言語ゲーム

進学出来ない人は悔やむ必要ないです。進学出来るかどうかは経済的な問題で、あなたの能力の問題では無いという事を社会は分かっています。

学歴があるのに専門職に就けなかった人は悔やむ必要ないです。どんな業界でも経験を積むと段々好きな事が出来るようになるので、いずれあなたの知識は役に立ちます。

いいことゆった。

ひとつの道を究めるとか、夢に向かって着々と準備をしてゆくってのは確かに 素晴らしいことだし、そうしなければ就けない仕事というのもあるにはあるのだけれど、 そういうのはそびえ立つ山の頂上みたいなもので、遠くから見て目立つけど、 たどり着ける人はごく少数だ。

世の中の仕事のほとんどはそういう輝かしいピークを支える山麓とか、 山頂と山頂の間の稜線のようなところにあるし、 ある程度登ってみて初めて見えてくる小さなピークもあちこちにある。 山頂に向かって一直線に進むばかりが人生ではない。 色々寄り道した人にしか出来ない仕事というのもあるはずだ。

寄り道が役に立つかどうかというのは事後的にしかわからないから、 分かれ道を前にしていくら悩んでも結論は出ないだろう。 結局は、自分の心のままに選ぶしかないんじゃないかと思う。 とりあえずわからなかったらPaul Grahamが言うように「風上に進む」ことか。

ただ、どんな仕事も麓から見上げているだけでは手前の丘と その向こうにある白い頂しか見えない。それだけを見ていると選択肢がとても少ないように 感じられてしまう。その間に隠れている無数の高原やピークを見つけるには、 ある程度登ってみないとならない。

一般的な指針として、その専門の業界内で報酬をもらえるくらいまでは 突っ込んでやってみるのがいいんじゃないだろうか (分野によっては「報酬を得る」ということ自体が難しい場合もあるが、 数年くらいは真剣にやってみるということ)。 一生それだけで喰って行くことはできないとしても、 業界の内部から見ることで、本当にてっぺんで仕事をするとはどういうことかを 見る機会も得られるかもしれないし、周辺にある仕事も見えてくる。 そうすると一気に選択肢が広がるし、全く新しい道が見えることもある。 そして、そのくらい真剣にやって身についたものは いずれ何かしら役に立つかもしれないし、 一緒に取り組んだ人々からは色々な人生の見方を学べるだろう。 少なくとも、麓から頂を眺めるだけで過ごすよりも得るものは大きいんじゃないかと思う。

(追記2009/01/27 23:00:14 PST: 役者というのは「あらゆる人生経験が何らかの形で役に立つ」 という意味ではかなり間口の広い職種である。ただし需要が限られているので それで喰って行くことが難しいのが困りものだ)

Tag: Career

More entries ...