2008/07/19
キプロス土産
そうそう、ぎっくり騒ぎで遅くなっていたが キプロスでχαλλούμιチーズと Κουμανδαρίαワインを買ってきたのを 昨日楽しんだのだった。ハルーミはそのまま焼くと形を崩さずに膨らんで、もちもちした食感と 香ばしい香りが良い。こんなに美味いならもっと買ってくればよかった。 コマンダリアは甘いデザートワインだが、ちょっと薬用酒みたいな感じもする。 アルコール度数は普通のワイン並み(15%)で、すぐ酔っ払って寝てしまった。
2008/07/19
クレジットカードと信用
ところが、アメリカでいざ旅行しようとしてみると、クレジットカードがないとなにもできないという。クレジットカードがないとホテルが予約を受け付けてくれないらしい。
[...] それで、そのおばちゃんの言うことがどこまで本当か(確実なのか)よく分からないのだけど、クレジットカードがないと(現金を持っていても)ホテルに泊まれないという話が本当だとすれば、ひどい話だなぁと思う。それはつまり、現代の身分制じゃないかい?と。
[...] 社会的ステータス(収入とか学歴とか)の多寡で、クレジットカードを持てるかどうか決まるというアメリカのシステムは、そしてクレジットカードがないといろんなことができないという社会システムはどうなのかなぁと今回思った次第。
予約を取るのは難しいかもしれない。ホテル側とすれば部屋を抑えておいて客が 現れなかったら丸損だから。ウォークインで行って部屋が空いてれば現金をデポジット することで泊まれるはず。なので、クレジットカードが無いとどこにも泊めてもらえない とかそういうことはない。(まあ、現実的に繁忙期に予約無しで旅行するのと大変なことになる (20030826?参照)のでかなり旅が制限 されるのは確かだが)。)
もしかすると、かなり余裕を見て予約を頼み、小切手か為替でデポジットを送付するなら 予約できるかもしれない。例外的な手続きだが、米国では意外にこういう例外的 手続きも筋が通っていれば受け付けてくれることがある。(特に小さな組織で、 権限がある人と直接話せる場合)。そのへんは案外大雑把。
U.S. では credit history で支払い能力の信用を作るという話があったりして。credit card を作るには credit history が必要とかいうなんだか鶏が先か卵が先かみたいな話も。
[...]あとまぁ、保証人制度みたいなのもなくて、credit history が自身の収入証明みたいなので、支払い能力を示すのが一般的らしい。
その通りで、生活のいろんな場面でリスクをなんらかの形で担保する必要があり、 クレジットカードが便利な手段としてほぼユニバーサルに使われることになった ってことだろう。
「クレジットヒストリーが無いとクレジットカードが作れない、でも クレジットカードが無いとクレジットヒストリーが作れない」という問題については、 「銀行にそれ専用の口座を開き、そこに預けた金額の9割までを与信枠として使える」という クレジットカードがある。私も米国に来てすぐの時はそれでカードを作った。 なので、ある程度長期の滞在で現金も持ってるなら、「カードが作れない」という ことはない。(最近、銀行口座を作ること自体が難しくなってるかもしれないけれど--- 旅行者は社会保障番号を取れないとか---でも旅行者向け口座を用意している銀行はある)。
逆に、こういう基本的な身分保証が国の制度となってしまうほうが怖いように思う。 それこそ、江戸時代の身分制度の復活なんじゃなかろうか。
Tag: 生活
2008/07/19
ぎっくり腰再び
またやってしまった。4年前のパターンとまるきり同じで、最初は鈍い痛みからはじまり 数時間で痛みがひどくなって動けなくなるというもの。 直接のきっかけはジムでフリーウェイトしてた時なんだけど、たぶんその前の 長時間の飛行機の移動で歪みが来ていたんじゃないかと。 帰ってからすぐに整体に行っとけば良かったかも。
火曜にやってから基本的に寝て暮らしてる。3日目には歩き回れるようになったが まだ上体を折って屈むことができないし、長時間座ることもできない。 前回世話になったスポーツドクターの予約が月曜まで取れなかったので、週末もこのままだなあ。
Tag: 生活
2008/07/15
泥とかなんとか
IT業界では泥のように働くのかどうかとか再び盛り上がっているようだが (泥カンについて一言)、 Lisperにとっては答えは自明である。
LISP is like a ball of mud. You can add any amount of mud to it and it still looks like a ball of mud.
どっちかっつうと「泥遊び」という感じだがな。
-*-*-
まあ、どんな業界のどんなポジションにいても仕事の大半は泥をいじくるような ものであるはずで (社長と平とで「泥」の中身は違うけど泥はやっぱり泥)、 だから「泥かどうか」みたいな問いは立て方が間違ってるんだろうな。 駒として搾取され消耗されてしまうのが嫌なわけで、 もしそれを警戒している学生達に「そんなことないよ」と言いたいのなら、 「うちは泥のように働いてないよ」じゃなくて、 どうしても泥沼を抜けなくちゃならない羽目になった時にどうしたか、 どうすればいいか、っていう話をしたほうがいいんじゃないかとは思う。
Tags: Programming, Lisp, Career
2008/07/12
帰った
カンファレンスは金曜までなんだけれど、あまり長く家を開けられないので 木曜にキプロス出発。最初の米澤先生の招待講演を聴いて (おもしろかった) ちょっと話させてもらってから会場を出発。
せっかく車なので、PaphosからLarnacaへフリーウェイ一直線で帰るのでは なく、ちょっと寄り道してOlympus山に登ってみた。時間的に厳しかったので 頂上までは行ってないけど、回りに広がる高原地帯であるTroodos地区を ひとまわり。標高があがると緑も増え空気も涼しくなって快適だった。
Heathrowに夜着いて、在ロンドンの友人と食事。高校時代の友人なんだけれど あんまり変わってない感じだ。翌朝も1.5時間くらい余裕があったのでその友人に ロンドンを少し案内してもらった。
ロンドンは安宿でネットが使えなかったのでHeathrow空港でメールを 読もうとしたんだが、メンバー登録してるtmobileにうまく接続できなくて (dhclientからしてだめ)、 アクセスポイントが異様にたくさんあった別のプロバイダの一時チケットを 買った。ところがログインで何度やってもしくじる。£4近く払ったのに くやしい。結局もう一度tmobileに挑戦して接続できたんだけどもはや時間切れで ろくに読めなかった。
Heathrowを昼12時すぎに出て、LAXに16時。税関があるので荷物は一度 ピックアップしないとならないようだ。LAXを18時に出て、ホノルル20時。 感覚的には昼でて夜ついてるんだけど、時差が11時間あるから、 乗り換え含めて19時間乗ってたことになる。Heathrowで買ったキングの新作を 半分すぎまで読み進めた。後は寝ていた。
Tag: 旅
