2006/07/29
あの分厚い予稿集を抱えてホテルとコンベンションセンターを往復するのは 面倒だなーと思ったわけですよ。そしたら「紙の予稿集無し (DVD-ROMのみ)」って オプションがあったのでそれで申し込んだわけですよ。 ポータブルなUSB DVDドライブを持ってボストンに乗り込んだわけですよ。 なのに、「DVD製造が間に合わんかった!後で送るから!」って何ですか。
…と一瞬憤慨したのだけれど、今確かめたらACMのDigital Libraryで既に フルペーパーが入手できるようになっていた。な〜んだ。
Tag: Conference
2006/07/26
「ハッカーと画家」を訳していて、唯一ピンと来なかった章が "Why nerds are unpopular" だった。
自分は間違いなくNerdだったし、決してpopularではなかったが (たぶん変人と思われていたんじゃないかと思う)、 学校は居心地の悪い場所では無かった。いやむしろ、楽しかった。 なんてことを話したらPaulは 「じゃあ、米国の学校が特別おかしいのかもね」と言っていたのだが、 ネットでの感想を見る限り、日本でもあの章に共感を覚えている人は多いようだ。 「スクール・カースト」とか言うらしい。
私の通った学校が変だったのだろうか。確かに中学も高校ものんびり したところではあったが。思い返してみると、むしろカーストが あったとしても見えていなかったのかもしれない。 そもそもクラスというものに参加していた覚えがあまりない。 いつでも、何かしら取り掛かってるプロジェクトがあって、授業中も休み時間も そのことばかりやっていたような気がする (ずーっと論理表書いて回路図引いてたりとか)。 たとえそれがクラス絡みであったとしても(音楽祭でクラスの自由曲を編曲したりとか) それはやっぱり「プロジェクト」のひとつと思っていたんじゃないだろうか。
特に高校では大部分の時間を演劇部で過ごしていたから、たまに 劇部の活動が無くて教室で弁当を食べる時は一人で食べてたな。 あれ、俺、孤立してたのか? 大体そういう時も何かやりながら だったけれど。
自分(達)のやっていることが学校の中だけの価値基準で判断される ことに強く反発していたのは覚えている。「しょせん高校の部活動、 3年間楽しんで、卒業したら懐かしい想い出」、そういうのがすごく 嫌だった。未熟ではあっても、それが「大人」が本気でやるような 「本物の仕事」に連続的に接続しているものであって欲しかった。 高校生としての物差しではなく、プロの仕事と同じ物差しで見てほしいと 思っていた。それがどれだけ不遜な考えだったかはその後思い知る こととなるのだけれど、たとえそれを知っていたとしても、 「高校生としての評価、70点」よりは「実世界での評価、0.01点」 を望んでいただろうと思う。
でもPaulの理屈によれば、それこそがNerdの特質なのではないか。 特定集団内の相対的人気度ではなく、外にある問題を自分がどれだけ 解けるかという絶対的な尺度にこそ価値を見出す、っていう。
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結局、そうやってつるんでいた連中のうち幾人かは、本当にそれを 仕事にしてしまった。そうしなかった連中の人生も、多かれ少なかれ、 あの時やっていたことの何らかの延長にあるんじゃないかと思う。
仕事の質、あるいは技術という意味では、あの頃やっていたことは 本物の仕事には到底及ばない。本当にものを知らなかったし、 何をやっても下手糞だった。 けれど仕事に向かう姿勢は、何ら変わっていないように思う。
2006/07/24
うわ。Aeron Chairの肘掛けがいきなり落ちた。 ボルトが折れてる。 さすがに10年使ってるとガタが来るかね。 パーツだけって買えるのかな。さすがに新品と買い替えるのはきついぞ…
(今のはもちろん新品を自分で買ったわけではない。前の会社がオフィスを 畳む時に買い取ったものだ)
Tag: 生活
2006/06/30
税金
エンジニアの生“給料明細”拝見、 ぱっと見て思ったのは「税金安っ!」。特に家族持ちの人の方、 桁がちょうどひとつ違う感じ (独身のケースの方も、こっちの感覚の半分くらいかな)。 健康保険(医療保険)も安いなあ。これは雇用者からのマッチングがあるんだっけ。 それに比べると年金は高めかな。こちらでサラリーマンなら自己拠出年金に回せるのは 最大でも給料の7%くらいまでだったと思う。
もうひとつ税金ネタ。 内田樹の研究室: Why do only fools pay the tax?。 税務署から「消費税払え」って通知が来て面倒だって話。 えーっと、払う方がデフォルトで、今までが「免除されててラッキー」だったわけで。 今まで楽してたぶん、大変に感じられるだけではなかろうか。 金を払うのはやぶさかではないが時間が惜しいというなら 小飼さんの 言うように税理士に投げればいい。 (もっとも、制度的に日本の方が複雑っぽいところ には同情する。ハワイ州の消費税(GET)の場合「1000万円以下」なんて免除制度は無いし 「仕入れにかかった消費税は控除する」なんて話もない。小売と卸(wholesale)の 区別はあるけれど、単純に売上げに税率をかけた金額が納税額だ。 日本の制度の方が「払わなくて良い場合」が多くなるから良し悪しだが。)
源泉徴収制度+年末調整とか、上記の1000万以下の消費税課税免除とか、確かに それに該当する人は納税のことをほとんど考えないでも良いから楽ではあるんだが、 そのぶん、「税金のことを考えない人間」にさせられるような気もする。
Tag: 生活
