2013/09/09
訛りとか
まあ、以前書いたことの繰り返しになっちゃうかもしれないけど、jmukさんも書いていたのでちょっと考えた。このへんの話題ね。
- Paul Graham: Founders' Accents (訳: 創業者の訛り by yomoyomo)
- Antirez weblog - English has been my pain for 15 years (訳: 英語は私にとって15年にわたって悩みの種です by ymotongpoo]
- Jun Mukai's blog:シリコンバレーの外国訛り
USに引っ越して最初の1~2ヶ月で学んだことが2つ。
- 相手の話を自分が理解できないのは相手の発音が悪い。自分の話が通じないのは相手の耳が悪い。 あんたスペイン語喋ってるの、とか中国語喋ってるの、と思ったら英語だった、ということが頻繁にあるのだけど、相手は全くそういうことに臆せず喋ってくるので、それを見習った。
- それでも、自分が相手にわかってもらいたいなら、持てるあらゆる手段を駆使して伝える必要がある。 通じなくて困るのがこっちなら、それを解決するためには自分でどうにかするしかないのだ。そうしないと電気も来ず、電話もつながらず、荷物も配達されず、タクシーで適当なところに連れていかれる。それで困るのは自分だけである。
Antirez氏の言うように、英語ネイティブな人がこっちの訛りを理解しようと歩み寄ってくれないことがあるかもしれない。でも、それは枝葉の問題なのだ。相手があなたを理解しようとするよりも、あなたが相手に理解してもらう必要の方が大きいなら、コミュニケーションの手番はあなたが持っている。(逆に、相手があなたを理解する必要の方が大きいなら、こちらの訛りなぞたいした問題ではない。)
それにしても、「母国語なら外交的なんだけど英語だとコミュニケーションに消極的になってしまう」って人は、よっぽど母国語によるコミュニケーションが得意なんだろうなと思う。おいらは日本語でも興味対象が全然違う人とは会話できる自信がないよ。それよりは初対面のプログラマや芝居関係者と英語で話す方がうんと楽だ。
- 似たようなエントリ:
Tag: 英語 コミュニケーション
2013/08/31
ピアノレッスン105回目
先週は仕事が忙しくてパス。
- Bach: WTC II No. 5 (D major)
- かなり仕上がってきた。フーガはテーマがちゃんと聞こえてディテイルは良いので、今度は全体の構成を考える。どこがクライマックス? それに向けてどう盛り上げる? 等。
- Brahms: Rhapsody Op.79 No.2
- 速度ok。跳躍時にミスしないように。第二主題の入りを歌って。もう一週。
Tag: Piano
2013/08/29
Ubuntuのbootメニューが行方不明になった件 (X1 Carbon)
UbuntuとWin8のデュアルブートで使ってるX1 Carbon、仕事の合間に OSのアップデートなど色々入れていたら、いつの間にかブート時にUbuntuが 選択できなくなっていた。
以前の状況
- BIOS: Secure Bootはoff
- BIOS: UEFI/Legacy Bootの選択肢は"Both"
- Ubuntu自身はEFIでは入ってない様子。/boot/efi/ubuntuはあるんだけど、 Secure Bootをonにすると起動しようとしても「認証できない」というようなエラーになる。
- 黙って起動させるとそのままWindowsが立ち上がってしまうので、 ブート時にF12でBoot Menuを出していた。Menuには次の項目があり、 最初と2番目を選ぶとWindowsが、Grubを選べばGrubメニューが立ち上がってた。
- Windows Boot Manager
- ATA HDD0: SanDisk SD5SG2128G1052E
- Grub
症状
F12からのBoot MenuでGrubの選択肢が表示されなくなった。 残りの選択肢はどちらを選んでもWindowsが立ち上がる。
対応
どうせブートローダが上書きされたんだろう、と踏んで、 USBからUbuntuインストーラを起動。 Ubuntuインストール済みのパーティションを/mntにマウントして
$ sudo grub-install --bot-directory=/mnt/boot /dev/sda
としてみるが、
grub-install /dev/sda /usr/sbin/grub-setup: warn: This GPT partition label has no BIOS Boot Partition; embedding won't be possible!.
とか言われて失敗する。自分のブートシーケンスの知識はMBRと レガシーパーティションテーブルの時代で止まっているので よく分からない。
ざくっとブート時のトラブルで検索してみると、boot-repairというツールが お手軽らしい。
https://help.ubuntu.com/community/Boot-Repair
指示にしたがいインストールしてひとまずデフォルト設定でrepairしてみる。
「EFIが有効になってないよ。有効にしてやり直すかい?」とか聞かれるんだけど、 EFI有効にするとそもそもusbからブートできない→boot-repairも使えないんで、 どうしようもない。efi対応の起動usb作るのも面倒だしそのままやってみる。
何やらgrub installしている模様だが。再起動してみても変わらず。
今度はboot-repairのadvanced settingsを眺めてみる。 EFI対応でインストールしようとしてるみたいなんだが、レガシーではできないんかな。 MBR optionsってタブがあるんだけどそこには何も表示されていないのだ。
BIOSの設定とか行ったり来たりしばらく試行錯誤して、boot-repairを諦め。
もう一度基本から考え直す。EFI bootでなくてもいいんだから、MBRにgrubを 入れられればいいはず。ならばgrub-installを成功させるのがやっぱり王道だ。
というわけで上のgrub-installのエラーメッセージでぐぐる。(これを最初にやっておけば良かった)。
どうやら、レガシーパーティションテーブルの時はgrubを格納するスペースがあったんだけど GPTになってからその場所が無くなっちゃったので、MBRからブートしたければ grubを入れるパーティション (BIOS Boot Partition) を用意してくれ、ってことらしい。
幸い、ディスクに使ってない隙間があったので新たに小さなパーティションを切る。 BIOS Boot Partitionにするにはgpartedでそのパーティションにbios_grubフラグを 立てるだけで良いようだ。
改めてgrub-install。無事成功。
現状
結局どうなったかというと、F12のBoot Menuではやっぱりこの二つしか出てこないんだけど:
- Windows Boot Manager
- ATA HDD0: SanDisk SD5SG2128G1052E
ATA HDD0の方を選ぶとGrubメニューになる。 というわけで以前とは違う形になってるんだがとりあえずUbuntuの起動はできるようになった。
(追記2013/08/30 16:17:17 UTC): 以前はHDD0を選んでもWindowsが立ち上がってた、ということは、 grubはMBRに入って無かったということだよなあ。では以前はどこに入っていたのか、 EFI経由のbootではなかったのだから、そこが謎。 Ubuntuを入れたパーティションのブートセクタを見ていたんだとすると、 消えて復活しない説明がつかない (パーティションのbootフラグは立っている)。
Tag: PC
2013/08/20
ひとむかし
9年前にやった芝居で、オフステージでタガログ語の民謡を歌うシーンがあった。 役者のひとりの叔母さんか誰かがフィリピン出身とかで、彼がその人から 教わってきたのをみんなに教えてくれた。
かみさんが「あれどんな歌だったっけ?」というので脚本を掘り出したけど メロディが思い出せない。でも歌詞がわかればネットでいくらでも動画が出てくる。
ふと疑問。あれ。じゃあ何であの時ネットでメロディを調べなかったんだっけ。 検索すればYouTubeで一発じゃん。
答え。YouTubeはまだ無かった。
かみさんと二人でちょっと驚いた。もうずっと前からあるような気がしていたよ。
そういえば、こないだの芝居で開演待ちの時、誰かが 「スマートフォンができる前は開場の後、楽屋でみんなどうやって開演を待ってたのか 想像できない」などと言っておったのう。若いの、 昔は昔なりに時間の過ごし方というのがあったのじゃよ。
2013/08/18
ピアノレッスン104回目
先生の休暇明け。
- Bach: WTC II No. 5 (D major)
- Preludeは暗譜してそこそこ通せるけどまだミスる。FugueはMM=63で弾けるようになったがディテイルをもっと詰める
- Brahms: Rhapsody Op.79 No.2
- こちらもそこそこの速度で通せるようになったけどディテイルが甘い。もう一週。
Tag: Piano
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