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2015/02/08

週給

本筋と関係ないんだけど

アニメ『楽園追放』は"社会の壁"を壊してヒットを勝ち取った

給料は1週間ごとに支払われる=1週間でクビにできる 超成果主義のハリウッドでCGの腕を磨いた日々

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野口 アメリカって怖いと思ったのは、会社ではギャランティーが1週間づつ支払われるんです。 すぐに首が切れるように。来週の給料はもうない、みたいな。だからちゃんと結果を出さないと、いつ切られるかわからない。そんな状態がずっと続くのは疲れるよな、と。

カリフォルニア含むアメリカの半分近くの州では、 法律で給料の頻度は少なくとも週毎とか 月2回とか決まってるんで、月給にすると労働法違反になる。 月給okの州でも制限(収入が多い専門職とか役員とかのみ)があったり、 「労使合意した場合のみ」となっているところが多い。 (労働省のサイトに詳細あり)。

キャッシュフローで考えても、 給料払う頻度が低いほど会社が有利、労働者が不利になるのだから、 週給で払われる方が労働者保護とは言えまいか。 むしろ「会社がいつ潰れても未払いの給料が最長1週間分で済む」と見るべきじゃないかなあ。

いつでもレイオフできるのは"at will"の労働契約ってやつで、 これは給与の頻度とは関係ない。途中でレイオフしても働いた分だけ清算すればいいのだから。

「すぐ首を切れるように」週給になってる、というのに違和感を覚えたので。 まあ、ペイチェックと合わせてレイオフ、みたいな心理的なタイミングが 取りやすい、ってことはあるかもしれないけど。

Tag: 生活

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